房総半島周辺で大地震の危険性が高まっている。10月7日22時41分頃、東京と埼玉で震度5強の揺れがあり、都内で水道管が破裂したことは、いまだに記憶に新しいだろう。 また、三浦半島で異臭騒ぎがしばしば起きているのも覚えておいでだろうか。小笠原諸島の福徳岡の場で、国内で明治以降最大規模の海底噴火があったというのも、東京の南方に強烈な圧力がかかっている証拠である。 富士山は遠くない将来、噴火するのは避けられないだろう。前回の宝永噴火(1707)と同じパターンだとすると、相前後して..

 房総半島周辺で大地震の危険性が高まっている。10月7日22時41分頃、東京と埼玉で震度5強の揺れがあり、都内で水道管が破裂したことは、いまだに記憶に新しいだろう。
 また、三浦半島で異臭騒ぎがしばしば起きているのも覚えておいでだろうか。小笠原諸島の福徳岡の場で、国内で明治以降最大規模の海底噴火があったというのも、東京の南方に強烈な圧力がかかっている証拠である。
 富士山は遠くない将来、噴火するのは避けられないだろう。前回の宝永噴火(1707)と同じパターンだとすると、相前後して関東地方と東海地方が大地震に襲われることになる。仮に相模トラフで大地震が起こった場合、揺れが収まって15分後に大津波が、相模湾沿岸に押し寄せることになる。東日本大震災と異なり、避難する時間的余裕はあまりない。
 1923年の関東大震災(M7.9)では、南関東が震源地となったから、次の関東大震災まで時間的余裕があるという意見もあるが、元禄時代に起きた房総沖の巨大地震(1703年M7.9-8.5)の際に放出したエネルギーを考えると、関東大震災ではひずみを放出しきっていないらしい。
 ここで、気になるデータが出てきた。房総沖にある、北米プレートとユーラシアプレート、フィリピン海プレートが重なる三合点の北側に、地震の空白地域があるというのだ。そこは延宝千葉東方沖地震(1677年M8)の震源域だという(https://twitter.com/nekofighter21go/status/1458355881767100418?s=20)。
 仮に延宝千葉東方沖地震と同規模の巨大地震が発生した場合、東京は震度3程度だが、東北から東海地方にかけて大津波に襲われることになる。万一、関東大震災でエネルギーを放出しきれなかった相模トラフと連動した場合、壊滅的な被害をもたらすと思われる。


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