高藤聡一郎の『秘伝! チベット密教奥義』では、小周天とともに、チャクラの開発、全身に気を巡らす全身周天も習得できる。体外離脱の方法まで説明されている。 では、大周天についてはどうかというと、頭頂の百会から気を取り入れたり、額の第三の目から、太陽エネルギーを取り入れる方法まで書かれている。大周天の基礎も説明されているというわけだ。 小周天では体内で気を巡らすわけだが、全身周天もできるようになったら、大周天に進む下地はできたことになる。ここで大きな問題がある。会陰のエネルギーを..

 高藤聡一郎の『秘伝! チベット密教奥義』では、小周天とともに、チャクラの開発、全身に気を巡らす全身周天も習得できる。体外離脱の方法まで説明されている。
 では、大周天についてはどうかというと、頭頂の百会から気を取り入れたり、額の第三の目から、太陽エネルギーを取り入れる方法まで書かれている。大周天の基礎も説明されているというわけだ。
 小周天では体内で気を巡らすわけだが、全身周天もできるようになったら、大周天に進む下地はできたことになる。ここで大きな問題がある。会陰のエネルギーをいきなり、脊髄に沿って上昇させる方法、ヨーガで言うクンダリーニは、非常に危険だということである。頭頂が開いていなければ、上昇した熱に神経が焼かれてしまうことになる。
 では、比較的危険が少ない方法はどうするか。頭頂から清浄な気を吸い込んで、体の中心を通って、足裏から地球に不浄な気を吸収してもらう。地中を潜ることで浄化された気を、体の外側で上昇させ、再び頭頂から取り入れるというものである。
 それができるようになってから、会陰からエネルギーを上昇させる方法を取るべきだろう。頭頂が開くというのは、実際に頭頂が盛り上がってきて、凹みもできる段階である。急激に上昇させるのは本当に危険なので、最初のうちはエネルギーを第三の目から抜くといいらしい。
 大周天を成功させるには、精神的な高さ、大きさも必要だという。人を助けたいと思い、実際に人を感化すると、体のエネルギーが減るが、その分、宇宙のエネルギーが自ずと体内に入ってくる。大周天の循環させる輪を大きくしていくのも、気を充足させるこつだという。
 真言密教の月輪観では、広観・斂観を行う。これは自己を宇宙大に拡大したり、元の肉体の大きさに戻す方法である。また、口で唱えた真言が本尊の中を巡り、再び行者の体内に戻ってくるように瞑想する。これも大周天の原理を利用して、本尊と行者の一体化、入我我入を実現させる方法なのだろう。


「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
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