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甲府に行くなら常磐ホテル(2)
「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
Japanese - December 10, 2021 16:47Books Arts Society & Culture 日本文学 コンピューター ジャズ 電子本 電子書籍 文学賞 青空文庫 epub pdf 高野敦志 Homepage Download Apple Podcasts Google Podcasts Overcast Castro Pocket Casts RSS feed
甲府には十時半過ぎに着いた。昇仙峡滝上行きに乗った。バスに揺られて約三十分、昇仙峡口の一つ先、天神森で下車した。歩き始めたときは、まだ日が差していた。紅葉はかなり進んで、もみじも赤い色づきを越して、茶色に枯葉になりかけていた。 ただ、日当たりがいい川岸は、赤くきれいに色づいたもみじが見られた。猫岩と登竜岩の前のもみじがとりわけ美しかった。猫岩は猫の形をした岩だが、登竜岩は花崗岩の亀裂に安山岩が、四キロに渡って貫入したもので、地表に見えているのは一部に過ぎない。今回は紅葉の写..
甲府には十時半過ぎに着いた。昇仙峡滝上行きに乗った。バスに揺られて約三十分、昇仙峡口の一つ先、天神森で下車した。歩き始めたときは、まだ日が差していた。紅葉はかなり進んで、もみじも赤い色づきを越して、茶色に枯葉になりかけていた。
ただ、日当たりがいい川岸は、赤くきれいに色づいたもみじが見られた。猫岩と登竜岩の前のもみじがとりわけ美しかった。猫岩は猫の形をした岩だが、登竜岩は花崗岩の亀裂に安山岩が、四キロに渡って貫入したもので、地表に見えているのは一部に過ぎない。今回は紅葉の写真を撮るのが目的だったので、奇岩の名前はあまり気にかけなかった。ただ、色づきにこだわって写真を撮っていたから、以前来たときより時間がかかった。
人の姿はそれほど多くない。グリーンライン昇仙峡の辺りで、歩く人が増えてきたが、すばらしい奇岩や見事な紅葉、対岸の羅漢寺に通じる吊橋も、すでに通り過ぎてしまっている。昇仙峡口から上らなければ、昇仙峡の絶景は味わえないのである。(つづく)
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