創作について感じていることは、相当なエネルギーを使うということだ。それと、集中力が必要なので、誰にも邪魔されない時間がほしい。ただ、親の介護もしなければいけないので、自由な時間を見つけるのに苦労する。夜更かしして睡眠を削るしかない。 長年スランプだったのは、漠然と書いてきたことが原因だと感じている。表現したい内容と表現形式の関係について、以前はあまり意識していなかったのだ。直接的な表現をしたいなら、小説ではなく随筆が向いているのだろう。小説の場合なら、描きたい対象を目に見え..

 創作について感じていることは、相当なエネルギーを使うということだ。それと、集中力が必要なので、誰にも邪魔されない時間がほしい。ただ、親の介護もしなければいけないので、自由な時間を見つけるのに苦労する。夜更かしして睡眠を削るしかない。
 長年スランプだったのは、漠然と書いてきたことが原因だと感じている。表現したい内容と表現形式の関係について、以前はあまり意識していなかったのだ。直接的な表現をしたいなら、小説ではなく随筆が向いているのだろう。小説の場合なら、描きたい対象を目に見えるように描けるかが鍵となる。 
 描きたい内容が大きいと、百枚程度ではとても描けないだろう。にもかかわらず、百枚で表現してしまうと、場面と場面の関係が緊密でなくなる。長編で書くべき内容を、中編で表現してしまうと、インパクトの乏しい結果に終わる。
 小説を書く場合、書く内容に関して、一人称で書くか、三人称で書くかを選択する必要がある。一人称で書くと、書き手が作品世界に埋没するので、書きやすい反面、作品を客観的に表現しにくくなる。閉塞した状況や、内面の世界を描くなら、話は別なのだが。三人称で書く方が、作品世界を内側と外側から描けるので、全体を俯瞰して書いていくことができる。
 今の自分は、完成させる作品を増やすことで、技術面での向上を図りたいので、とりあえず、三十枚から五十枚の長さの物で、完成度の高い物を書いていくことにした。限られた内容を深く書いていくということだ。


「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
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