エキスパンドブックやT-TimeのVOYAGERで電子出版され、オンデマンド印刷されたもの。今ではKindle版でも販売されている。筆者は早川書房の元編集長で、SF作家栗本薫の夫である。 編集長だった経験から、名作として残る作品について、ポイントを指摘している。まず、読者に支持される作品には、物語のパターンがある。そのパターンにはまった物が、結局は読者にとっても読みやすい。また、その作品がSFなのか、ファンタジーなのかといったモードを、読者にそれとなく知らせる必要がある。優..

 エキスパンドブックやT-TimeのVOYAGERで電子出版され、オンデマンド印刷されたもの。今ではKindle版でも販売されている。筆者は早川書房の元編集長で、SF作家栗本薫の夫である。
 編集長だった経験から、名作として残る作品について、ポイントを指摘している。まず、読者に支持される作品には、物語のパターンがある。そのパターンにはまった物が、結局は読者にとっても読みやすい。また、その作品がSFなのか、ファンタジーなのかといったモードを、読者にそれとなく知らせる必要がある。優れた作品には、忘れがたい場面や科白があるなどである。
 日本の私小説などを読んでいると、作者の実体験が反映されたものだけが真実だという先入感を持ってしまう。それに囚われると、体験したことや身近に起こったことしか書けなくなる。その枷から逃れることが、現在の自分にとっては必要だと改めて感じた。もう初老の年になってしまったのだから、売り物になるかという観点から、読者のターゲットを絞った方がいいのだろう。


「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
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