メドベッドについて

　ＳＦの世界のような医療技術が人類にもたらされ、すでに生産体制に入っているらしい。メドベッドと呼ばれる医療機器は、人類が発明したものではなく、宇宙人から与えられた技術だとされ、プラズマを使用するとのことである。
　ニコラ・ステラが発見したフリー・エネルギー、中国人が「気」、インド人が「プラーナ」と呼んでいた物と関連があるらしい。これに関しては、すでに「ステラ缶」というものが販売されているという。健康維持のための７万弱のものから、はるかに効果がある２百万程度のものまで。
　メドベッドは「ステラ缶」をはるかに上回る、複雑な診断と治療が可能になるという。それは大きく分けて三種類に分けられる。第１は、診断と治療のためのもので、麻酔をかけて手術を行うことができる。量子のレベルで見ると、人間の身体も波動である。プラズマを用いて波動に働きかけるようである。
　第２は再生を行うためのものである。これは病気や事故で失った手足や内臓を再生させるものである。トカゲのしっぽが切られても生えてくるように、人間の細胞に残された身体の記憶によって再生させる技術で、手足を失ってもあるかのように感じる「幻肢」という感覚を利用するという。
　第３は若返りと退行を可能とするもので、トラウマに囚われた人々の精神を癒すだけでなく、老化が始まった身体を、若々しくみずみずしいものに戻すものだという。認知症を病んだ親に、ぜひメドベッドの治療を受けさせて、脳の機能を若返らせたいものだ。
　夢のような話であるが、その技術が正式に報道されるのは、早ければ年内になるのではないか。日本でもすでに設置が始まっているという。これが普及すれば、現在の医療技術の大半は、もはや遺物として顧みられなくなるだろう。詳しくは次のビデオを御覧いただきたい（https://twitter.com/YhT72lYVgeyTEg1/status/1455126639164080129?s=20）。

「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
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