衆議院選挙は果たして公正だったか？

　衆議院選挙は終わった。毎度おなじみの午後８時の開票速報が放送された。すでに各党の議席配分の予想結果が出たが（https://twitter.com/takakuratch/status/1454765552895868928?s=20）、開票を終えた瞬間に、全議席の結果が出るはずない。出口調査が正確だという保証もない（https://twitter.com/monochian/status/1454774612873515014?s=20）。有権者の票をある程度開票してから、当確を出すべきである。
　怪しいのはそれだけではない。比例投票の欄で、「立憲民主党」の略称も「国民民主党」の略称も、ともに「民主党」となっていたことである（https://twitter.com/DWMK_fujita/status/1452534650610409472?s=20）。「立憲民主党」のつもりで「民主党」と書いた票の多くが、「国民民主党」の票として換算される恐れがある（https://twitter.com/hiroshiyamabe/status/1454806088558125060?s=20）。このような混乱を、なぜ放置したのだろうか。自民党の議席が大幅減となったときに、「国民民主党」と連立を組むことを画策していたのか。
　公職選挙法では、選挙当日の選挙活動は禁止されているはずである。ところが、自民党は岸田首相の写真を載せた広報を、選挙当日の朝刊に掲載したのである（https://twitter.com/babyisblackifee/status/1454665199625986052?s=20）。これは明らかに公職選挙法違反であり、当選が無効になって然るべきである。
　さらに、許せないのは、午後８時まで認められているはずの投票が、全国１万6967箇所で閉鎖時間の繰り上げが行われ、中には午後４時に投票所を閉鎖したところもあるという（https://twitter.com/SilverFoxINJAPA/status/1454778892523225107?s=20）。これは有権者の投票権を剥奪したことであり、閉鎖繰り上げを決定した選管は、違法行為に対する処分を受けるべきである。

「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
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