今回は「ボーイング社のエンジニアリング文化がダメになった」というテーマについて「This Stock's Grounded!」というブログや他のいくつかのネットの記事をもとに取り上げます。


まず1月はじめに発生した、飛行中のボーイング737MAXの機体に穴があいた事故や、2017年のこの機種の導入直後に連続した墜落事故やその原因、さらにはその遠因となった企業文化とエンジニアリングとの関係について取りあげます。

This Stock's Grounded!
Boeing's Fatal Flaw (full documentary) | FRONTLINE
Netflixドキュメンタリー 「地に堕ちた信頼」
MCAS in detail on the 737 MAX
六本木回転ドア事故



次回、後編では企業経営や会社の文化の側面から、なぜ設計上の問題や懸念が隠蔽され、結果としてこのような事故を起こすことになってしまったかを議論したいと思います。