Audirvanaをパソコン２台で使う

　パソコンのうち、古い方のWindows10でEdifier S1000Wというスピーカーに接続したのだが、再生するソフトはJRiver Media Centerを使っていた。ただ、これだとMQAはデコードできない。デコードすれば素晴らしい音になるMQAも、デコードしないと迫力がないCD以下の音になってしまう。
　そこで、新しいパソコンのAudirvanaからEdifier S1000Wに接続してみたら、魂消るような素晴らしい音になった。MQAをデコードするなら、やはりAudirvanaが必須だという結論に至った。
　Audirvanaはパソコン２台までインストールできることになっている。古い方のパソコンに試用版を入れようとして、自分のメールアドレスを入力したら、あなたはAudirvanaを持っているはずだと言われ、ログインするように指示された。メールアドレスにAudirvana本を購入したときのパスワードを入れたら、Audirvana Originのインストールが始まった。（ちなみに、Audirvana本はAudirvana Originと改称された。）使用する前に、もう一度メールアドレスとパスワードを入れると、スタンバイの状態になり、各機能の説明がされていく。DACのドライバーを事前にインストールしておいたので、ドライバーを指定し、アップサンプリングの設定を行い、MQAファイルに対して、DACがレンダラー、デコーダのいずれとして働くかを指定する。
　これで、古いパソコンでもAudirvanaを使って再生できるようになった。新しいパソコンで使う場合は、Audirvanaをクリックすると、ブラウザが立ち上がって、メールアドレスとパスワードを入力するように要求される。それによって、古いパソコンのAudirvanaは遮断され、新しいパソコンのAudirvanaが使えるようになる。ちょっと面倒であるが、ブラウザがメールアドレスとパスワードを記憶していれば、クリックだけで使用が可能になる。
　あとはMQA対応のDACだが、当面はifiの物を共用して使うことにする。とてもいい音がするし、高価だから気軽にもう一台は買い足せない。それに、パソコンを移動するのは面倒だが、DAC自体は軽いので。

「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
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