今日の部屋は二階の、牡丹の掛け軸がある和室だった。新館のきれいな部屋に変更してくれていたのだ。夕食は大広間だったが、特においしかったのは、牛のステーキだった。刺身、海老の天ぷら、煮物などがあった。 青巒荘の一番の自慢は、通りを隔てた山際にある露天風呂だろう。渡り廊下が道路をまたいでいるので、靴に履き替える必要はない。男湯の扉を開けたら、すぐに閉めないといけない。女湯がその先にあるので、開けたままだと、通りかかった女性に中を見られてしまう。 露天風呂は小さな滝の下にあり、日本..

 今日の部屋は二階の、牡丹の掛け軸がある和室だった。新館のきれいな部屋に変更してくれていたのだ。夕食は大広間だったが、特においしかったのは、牛のステーキだった。刺身、海老の天ぷら、煮物などがあった。
 青巒荘の一番の自慢は、通りを隔てた山際にある露天風呂だろう。渡り廊下が道路をまたいでいるので、靴に履き替える必要はない。男湯の扉を開けたら、すぐに閉めないといけない。女湯がその先にあるので、開けたままだと、通りかかった女性に中を見られてしまう。
 露天風呂は小さな滝の下にあり、日本庭園で見るような大岩に囲まれている。湯加減はちょうどよかった。泉質はやわらかな弱アルカリ性。硫黄分を含んでやや刺激はあるが、肌はすべすべになる。ライトアップされていたが、周囲は闇に包まれていた。


「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
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