![「青空文庫」の作家、高野敦志の世界 artwork](https://is1-ssl.mzstatic.com/image/thumb/Podcasts6/v4/ff/23/29/ff2329d7-b548-0738-69de-3d9230283eb8/mza_413420173950452823.jpg/100x100bb.jpg)
忍野八海を巡る(5)
「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
Japanese - December 03, 2020 17:37Books Arts Society & Culture 日本文学 コンピューター ジャズ 電子本 電子書籍 文学賞 青空文庫 epub pdf 高野敦志 Homepage Download Apple Podcasts Google Podcasts Overcast Castro Pocket Casts RSS feed
御殿場駅前でインド料理を食べた。ゆっくり食事をしていたら、午後九時半を回ってしまった。ようやく駅に着いたのだが、ホームは長いばかりで人影は少ない。というのも、御殿場線はかつて東海道本線の一部で、丹那トンネルが開通してからは、ローカル線に格下げれてしまったからである。戦時中には鉄が不足していたから、複線だった線路も片方を供出させられて、戦後ずっと単線のままである。 御殿場線の松田駅と、小田急線の新松田駅は意外に近かった。小田急寄りの改札を出ると、すぐに新松田駅の改札があった。..
御殿場駅前でインド料理を食べた。ゆっくり食事をしていたら、午後九時半を回ってしまった。ようやく駅に着いたのだが、ホームは長いばかりで人影は少ない。というのも、御殿場線はかつて東海道本線の一部で、丹那トンネルが開通してからは、ローカル線に格下げれてしまったからである。戦時中には鉄が不足していたから、複線だった線路も片方を供出させられて、戦後ずっと単線のままである。
御殿場線の松田駅と、小田急線の新松田駅は意外に近かった。小田急寄りの改札を出ると、すぐに新松田駅の改札があった。駅名が異なるから、仲がよくないようだが、実は小田急線と御殿場線の線路はつながっている。新宿発沼津行特急は、御殿場線経由となっているからだ。
今回の旅は昇仙峡再訪と、湯村温泉の常磐ホテルに宿泊することを目的としていたが、泊まった部屋が松本清張が小説「波の塔」を執筆した部屋だったことを知った。忍野八海を見てからは、中央本線経由で戻るつもりだったが、思いの外に小田急線で帰ることになった。予想外の出来事に出会うことも、また旅の楽しみである。
二〇二〇年
八月六日 中央本線で甲府へ。昇仙峡を散策した後、湯村温泉常磐ホテルに宿泊。
八月七日 忍野八海を巡った後、山中湖温泉「紅富士の湯」に入湯。御殿場線・小田急線経由で帰宅。
「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
https://podcasts.apple.com/jp/podcast/qing-kong-wen-ku-no-zuo-jia/id504177440?l=en
Twitter
https://twitter.com/lebleudeciel38
にほんブログ村
人気ブログランキングへ
ランキングはこちらをクリック!
amzn_assoc_ad_type ="responsive_search_widget"; amzn_assoc_tracking_id ="faucon-22"; amzn_assoc_marketplace ="amazon"; amzn_assoc_region ="JP"; amzn_assoc_placement =""; amzn_assoc_search_type = "search_widget";amzn_assoc_width ="auto"; amzn_assoc_height ="auto"; amzn_assoc_default_search_category =""; amzn_assoc_default_search_key ="";amzn_assoc_theme ="light"; amzn_assoc_bg_color ="FFFFFF";
Twitter、facebookでの拡散、よろしくお願い致します!