画像のある電子書籍を一太郎で作る場合、pdf形式を選択すれば、固定レイアウトで出力される。パソコンで表示することが前提なので、編集したイメージで見てもらえる。 問題はePub形式で製作する場合である。画像を含む書籍の多くは、固定レイアウトが選択される。その場合、デザインが最優先されるので、文字も画像化されて、文字列を検索できないという問題が生じる。その一方で、著作権保護という観点からは、盗作されにくいという効果がある。 画像を含むePubをリフロー形式で出力すると、文字はそ..

 画像のある電子書籍を一太郎で作る場合、pdf形式を選択すれば、固定レイアウトで出力される。パソコンで表示することが前提なので、編集したイメージで見てもらえる。
 問題はePub形式で製作する場合である。画像を含む書籍の多くは、固定レイアウトが選択される。その場合、デザインが最優先されるので、文字も画像化されて、文字列を検索できないという問題が生じる。その一方で、著作権保護という観点からは、盗作されにくいという効果がある。
 画像を含むePubをリフロー形式で出力すると、文字はそれぞれの機器に合わせた形で表示されるが、画像が途切れたり、不必要な余白が空いてしまったりする。
 では、リフロー形式で、かつレイアウトを崩さない方法はないのだろうか。画像を挿入したい箇所にリンクを張って、文書末に画像をまとめて挿入する。各画像の下には、元の本文の箇所に「戻る」ためのリンクを張っておけばいいのか?
 ところが、実験してみると、本文はきれいに表示されても、文末に並べられた画像と、説明の文句の間にスペースができてしまったりで、どうもうまくいかない。
 結論から言うと、画像を含むePubを作る場合、固定レイアウトにするしかない。スマホで表示した場合を考えると、フォントは18ポイント程度、ゴシック体だとはっきり見えるが、画数の多い文字は潰れてしまう。明朝体だと文字がかすれてしまう。紀伊國屋書店の電子書籍アプリ「Kinoppy」(PC版)で表示すると、拡大の場合はパソコンで、デフォルトの場合はスマホで、どのように表示されるか分かる。


「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
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