気功というと、中国発祥のものと考えられがちだが、道教と仏教が混淆して発達したものだとされる。気功の実践書にもいろいろあるが、高藤聡一郎が学研から出していたシリーズが、具体的に分かりやすい。その中でやりやすく、効果を感じたのが『神秘! チベット密教入門』である。 これはチベット仏教のうち、仏教と混淆したボン教の修行法を、中国人向けに簡略化したもので、日本人にとっても非常に分かりやすい。普通の気功は体を動かしながら、イメージで気を練って、それを全身に巡らせていくのだが、ボン教の..

 気功というと、中国発祥のものと考えられがちだが、道教と仏教が混淆して発達したものだとされる。気功の実践書にもいろいろあるが、高藤聡一郎が学研から出していたシリーズが、具体的に分かりやすい。その中でやりやすく、効果を感じたのが『神秘! チベット密教入門』である。
 これはチベット仏教のうち、仏教と混淆したボン教の修行法を、中国人向けに簡略化したもので、日本人にとっても非常に分かりやすい。普通の気功は体を動かしながら、イメージで気を練って、それを全身に巡らせていくのだが、ボン教の修行法では、一字真言を発声して、光のイメージと真言の音を、経絡に沿って移動させていくのである。身口意の三密を総動員するので、気の流れを実感しやすいのである。
 基本は観音などの真言を用いて、経絡に沿って気を移動させることから始まる。それとともに、観音と入我我入する瞑想や、チャクラに真言をイメージして、光のイメージとともに気を集める。さらに、太陽から得たエネルギーで、全身に気を満たしたり、自在に気を巡らせたりできるようになったところで、体外離脱を行う方法まで解説している。
 継続して修行していくと、気の流れが熱として実感できるようになる。気功でいう小周天が成功して、チャクラが開発されていくと、頭頂部が盛り上がってくる。自分の頭が変形してくるのだから驚きである。その頃から、不随意ではあるが、体外離脱がどんなものか分かるようになる。(つづく)


「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
https://podcasts.apple.com/jp/podcast/qing-kong-wen-ku-no-zuo-jia/id504177440?l=en


Twitter
https://twitter.com/lebleudeciel38


にほんブログ村


人気ブログランキングへ





ランキングはこちらをクリック!

amzn_assoc_ad_type ="responsive_search_widget"; amzn_assoc_tracking_id ="faucon-22"; amzn_assoc_marketplace ="amazon"; amzn_assoc_region ="JP"; amzn_assoc_placement =""; amzn_assoc_search_type = "search_widget";amzn_assoc_width ="auto"; amzn_assoc_height ="auto"; amzn_assoc_default_search_category =""; amzn_assoc_default_search_key ="";amzn_assoc_theme ="light"; amzn_assoc_bg_color ="FFFFFF";
Twitter、facebookでの拡散、よろしくお願い致します!

Twitter Mentions