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 本物のジャズは魂そのものをぐっとつかんで、演奏された時空に引き浚っていくものだと思う。基本的にイージー・リスニング的なBGM、レストランでかかっているようなジャズは、余り好きではないのだが。個性が乏しいと迫力がない、という先入観があるんだろう。 今回購入したこのアルバムは、Relaxing Piano Crewの演奏で、内容はタイトルの示す通り、疲れている魂を癒してくれる。また、何か考えながら聴くのにも適している。音楽自体が主役ではないのだが、背後からそっと支えてくれるよう..

 本物のジャズは魂そのものをぐっとつかんで、演奏された時空に引き浚っていくものだと思う。基本的にイージー・リスニング的なBGM、レストランでかかっているようなジャズは、余り好きではないのだが。個性が乏しいと迫力がない、という先入観があるんだろう。
 今回購入したこのアルバムは、Relaxing Piano Crewの演奏で、内容はタイトルの示す通り、疲れている魂を癒してくれる。また、何か考えながら聴くのにも適している。音楽自体が主役ではないのだが、背後からそっと支えてくれるような優しさがある。
 ハイレゾの音楽はBGMには適さないと思っていたが、音質が良い分、心の奥深いところを揺さぶってくる。ピアノという楽器の音色の美しさは、CDでは再現できないんだろう。ピアノという巨大な楽器全体で響いている音は、ハイレゾでなければ表現されない。
 すべて星を想像した静かな曲で、イメージは一曲ずつ異なるのだが、全体として明るい夜を演出している。ジャズのファンでない人も、本来の自分を取り戻すことができる。一人で物思いに耽りながら聴いても、仲のいい相手と語らう間に流しても、素晴らしい夜のひとときを演出してくれるだろう。
 この曲はe-onkyo(https://www.e-onkyo.com/music/album/ssip071/)で販売しているが、Amazon Music HDでも聴くことができる。


「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
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