![「青空文庫」の作家、高野敦志の世界 artwork](https://is1-ssl.mzstatic.com/image/thumb/Podcasts6/v4/ff/23/29/ff2329d7-b548-0738-69de-3d9230283eb8/mza_413420173950452823.jpg/100x100bb.jpg)
縦書き・横書き・段組(1)
「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
Japanese - September 02, 2020 17:02Books Arts Society & Culture 日本文学 コンピューター ジャズ 電子本 電子書籍 文学賞 青空文庫 epub pdf 高野敦志 Homepage Download Apple Podcasts Google Podcasts Overcast Castro Pocket Casts RSS feed
日本語は本来縦書きであり、横書きが普及した現在でも、新聞や小説、随筆はいまだに縦書きである。一方、専門書の多くは横書きを採用している。これは外国語や数式の併記を考えての措置だろう。 かつて縦書きだった中国語も韓国語も、現代語では横書きを採用している。では、なぜ日本語では縦書きにこだわるのか。それは漢字仮名交じりの表記が関係している。日本語では重要な語句は、漢字またはカタカナで表記されている。視野に入る複数の文章を、一瞬で把握して斜め読みするには、縦書きが有利だからである。精..
日本語は本来縦書きであり、横書きが普及した現在でも、新聞や小説、随筆はいまだに縦書きである。一方、専門書の多くは横書きを採用している。これは外国語や数式の併記を考えての措置だろう。
かつて縦書きだった中国語も韓国語も、現代語では横書きを採用している。では、なぜ日本語では縦書きにこだわるのか。それは漢字仮名交じりの表記が関係している。日本語では重要な語句は、漢字またはカタカナで表記されている。視野に入る複数の文章を、一瞬で把握して斜め読みするには、縦書きが有利だからである。精読する小説や随筆にしても、前後の文を視野に入れながら読む方が、理解を深めやすくなる。あくまでも習慣だと言われれば、それまでだろうが。
では、段組は何のためにあるのか。ページの全体を見渡すためには、一行が横に長すぎると、一字一句を追うしかなくなり、文の前後が把握しにくくなる。そこで、幅の広い本では段組を採用して、横書きの弊害を防ぐのである。パソコン画面の幅いっぱいに流し込まれた横書きが、いかに読みにくいかを考えれば、納得していただけると思う。(つづく)
「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
https://podcasts.apple.com/jp/podcast/qing-kong-wen-ku-no-zuo-jia/id504177440?l=en
Twitter
https://twitter.com/lebleudeciel38
にほんブログ村
人気ブログランキングへ
ランキングはこちらをクリック!
amzn_assoc_ad_type ="responsive_search_widget"; amzn_assoc_tracking_id ="faucon-22"; amzn_assoc_marketplace ="amazon"; amzn_assoc_region ="JP"; amzn_assoc_placement =""; amzn_assoc_search_type = "search_widget";amzn_assoc_width ="auto"; amzn_assoc_height ="auto"; amzn_assoc_default_search_category =""; amzn_assoc_default_search_key ="";amzn_assoc_theme ="light"; amzn_assoc_bg_color ="FFFFFF";