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三十年ぶりの松山(2)
「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
Japanese - July 22, 2023 15:45Books Arts Society & Culture 日本文学 コンピューター ジャズ 電子本 電子書籍 文学賞 青空文庫 epub pdf 高野敦志 Homepage Download Apple Podcasts Google Podcasts Overcast Castro Pocket Casts RSS feed
路線バスでJR松山駅に出た。リムジンバスの半額で来られた。とりあえず、昼ご飯を食べたかったのだが、早く行かないと松山城を見る時間がなくなると、友人に言われた。 伊予鉄道の路面電車で大街道に向かった。乗ってすぐに、伊予鉄道の高浜線と平面交差する地点を過ぎた。鉄道のレールが平面で交差するのは、極めて珍しいことだ。車輪がレールを横断するときに、ガタガタガタガタという震えが伝わってきた。 大街道停車場で降りた。そこでカレーラーメンを食べた。蛇口から出るオレンジジュースもあったが、飲..
路線バスでJR松山駅に出た。リムジンバスの半額で来られた。とりあえず、昼ご飯を食べたかったのだが、早く行かないと松山城を見る時間がなくなると、友人に言われた。
伊予鉄道の路面電車で大街道に向かった。乗ってすぐに、伊予鉄道の高浜線と平面交差する地点を過ぎた。鉄道のレールが平面で交差するのは、極めて珍しいことだ。車輪がレールを横断するときに、ガタガタガタガタという震えが伝わってきた。
大街道停車場で降りた。そこでカレーラーメンを食べた。蛇口から出るオレンジジュースもあったが、飲む時間がなかった。小学生の頃、藁半紙にクレヨンと鉛筆で、物語を書いて遊んでいた。その中に蛇口からジュースが出てくる場面があった。好きなときに飲めるというのが、その頃の願望だったわけで、蛇口から出るジュースには思い入れがあったのだ。(つづく)
「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
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