苫米地氏が紹介する気功は、複雑な手順を踏まない。「ぶるぶる気功」というのは、体を震わせて緊張を解くとともに、「気」の循環をよくするものだろう。「気」を練ることができたら、「なりたい自分」のイメージを「気」に載せて、願望に関係する体の部位に刷り込むのである。 この本のタイトル『「気功」洗脳術』は、生命エネルギーである「気」に、「なりたい自分」のイメージを入れて、脳に刷り込むことで、洗脳された脳が理想とする現実を具現化するというものである。脳が本人にとっての現実を作っていると考..

 苫米地氏が紹介する気功は、複雑な手順を踏まない。「ぶるぶる気功」というのは、体を震わせて緊張を解くとともに、「気」の循環をよくするものだろう。「気」を練ることができたら、「なりたい自分」のイメージを「気」に載せて、願望に関係する体の部位に刷り込むのである。
 この本のタイトル『「気功」洗脳術』は、生命エネルギーである「気」に、「なりたい自分」のイメージを入れて、脳に刷り込むことで、洗脳された脳が理想とする現実を具現化するというものである。脳が本人にとっての現実を作っていると考えるわけだ。「気」の本質が情報であり、「気」に願望を刷り込んで、体に浸透させるという点が、苫米地氏の気功の大きな特色である。
 さらに、大周天の方法も解説されている。ヨーガ行者のような結跏趺坐は、現代人には難しいから、あぐらをかくように指示している。ただ、それも苦しい場合は、正座でもいいのではないか。呼吸は「逆腹式呼吸」で行わないと危険である。交感神経が過度に働き、クンダリーニが暴走して死亡する恐れがあるからだ。
 本の付録に収録された音楽は、ムーラダーラチャクラと共鳴するように作られている。音楽を聞きながら、クンダリーニをアジナチャクラまで上昇させる。ヨーガでは頭頂のサハスララチャクラから、梵穴を通して「気」を抜くのだが、梵穴が開くには長期間の修行が必要だ。ここではアジナチャクラを叩き、眉間にある第三の目から、「気」の玉を発射させて、宇宙空間を巡った後に、第三の目から体内に戻し、ムーラダーラチャクラに下ろしていく。それを繰り返していくのだという。
 本書に書かれている内容はシンプルだが、気功やヨーガをやったことがなければ、「気」の感覚がつかめるようになるまで、かなり時間がかかるかもしれない。反対に、気功やヨーガの経験があれば、気功による願望実現や、大周天などの高度な技法を短期間に習得できるのではないか。


「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
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