前回に引き続き、LOVE PSYCHEDELICOのギタリスト・NAOKI( https://twitter.com/NAOKI_DELICO )とTRICERATOPSとNorthern Boysのベーシスト・林 幸治( https://twitter.com/koji_hayasi )をClub(部室)にお迎えしてより濃密な音楽談義を展開していきます。林の所属しているTRICERATOPSについて中心に、TRICERATOPSの音楽的美学・魅力とは、レコードのスタンパーや盤の名称についての解説、ヴァン・ヘイレンや80年代が好きな彼らだから語れる楽曲の良さなど熱く濃密な音楽談義を繰り広げていきます。


1996年に和田唱(Vo, G)、林幸治(B)、吉田佳史(Dr)により結成されたロックバンド・TRICERATOPS。NAOKIも90年代にかっこいいと思える楽曲に挙げる、1999年5月19日 にリリースした8thシングルで、大塚製薬「ポカリスエット」CMソングにも起用され一気にTRICERATOPSの名を轟かせた「GOING TO THE MOON」を切り口に彼らの魅力・音楽的美学などを話していきます。楽曲誕生はどのようにして行われるのか、3人でスタジオに集合して、デモテープはほぼ存在しておらず、ヴォーカル和田が提案をして、アレンジして楽曲を完成させていく作業はバンドならでは。この手法はOKAMOTO’Sも行っているよう。話に出てきた、木崎 賢治は、音楽プロデューサーであり、歌謡曲からロックまでプロデュースを務める。阿久悠や平尾昌晃、松本隆などのクリエイターとも仕事をして、沢田研二、吉川晃司から槇原敬之、BUMP OF CHICKENまでプロデュースを務めている。TRICERATOPSの楽曲に惚れて、プロデュースも担当している。そこから、彼ら3人のバンドの作用・バランスが良い化学反応を起こし、長続きして、いい楽曲が生まれること。三角形で外のベクトルで引っ張っている、3人とものルーツの違いに良さがあり、その3人が組み合わさったからこそいいグルーヴが生まれているのではないかとTRICERATOPSに関して愛をもって凄さを考えていきます。3人の再始動は「2020」がきっかけ?林が呼びかけていたことなども明かす。来月12月から東名阪公演をする。(3公演とも有観客・配信あり)「TRICERATOPS THREE HORNS IS BACK 2020 “MORE”」12月14日(月) 愛知・Zepp NAGOYA、26日(土) 大阪・なんばHatch、30日(水)東京・新木場STUDIO COASTで行われる。チケットなどの詳細は、公式サイト( https://triceratops.net/ )をご確認ください。合わせて、最近解禁されたトリビュートアルバム「TRIBUTE TO TRICERATOPS」が12月30日(水)に発売することが決定しています。リスペクトする豪華アーティストが集結している?!参加アーティストは近日中にお知らせがあるので、こちらも合わせてお楽しみに。


林のベース・音楽を始めたきっかけから、学生時代に聞いていた音楽などを辿る。Bon Joviをよく聴いていた話から発展し、NAOKIのレコード解説講座へ。レコード名称の謎でもある「マトリクス」、「マト1」、「スタンパー」、「UK盤」、「USオリジナル盤」、レコードラベルなどの違いから、音質は変わる・・・?レコード初心者、知ってるようで知らないことを分かりやすく教えてくれます。これを踏まえて、レコード屋でのレコードをディグるのはさらに楽しくなりそう。ぜひ、お店で視聴しつつも、ジャケットやなんと書かれているかを気にしてみてください。ただし、購入についてもNAOKIはアドバイスをしているので、これぞという盤を購入しましょう。(良盤はそれなりの値段がついております)一流の職人が関わり合って、生まれ出した音はとても贅沢で、美味しくて、最高であることは間違いありません。そこから、西寺も関わった11月11日に日本独自企画のベスト盤「ジャパニーズ・シングル・コレクション -グレイテスト・ヒッツ-」が発売されたWham!(ワム!)のマスタリング、制作についての秘話もここで明かす。変わらないからこその良さや、彼らの楽曲についても言及する。そこから、音の質、生まれ方についてさらにNAOKIが追求していきます。レコードにハマる前のSACDにハマっていたこともあったという(SACD:Super Audio CDの略。次世代CD規格の1つであって、スーパーオーディオCDとCDの大きな違いは、音質・データ量などが挙げられる)。青学の


ヴァン・ヘイレンと言われていた(?!)NAOKIによる、ヴァン・ヘイレンのアルバム・楽曲解説をしていきます。好きだからこその魅力・楽曲の魅力を熱く語っていきます。ミュージシャンだから(?)こんなにも楽曲の演奏スタイル、楽曲の構造を時代背景を追いつつ、楽曲の音質の変化を語っていく。好きなルーツがあるからこそ、今自分たちの楽曲に繋がって、アウトプットをしていくこと、マナーを踏まえているからできるバンドの相乗効果に繋がっているのだろう。NAOKIと林の親密になったきっかけは、ヨガにある?健康、精神統一にも良いそうです。ここまで音に拘るからこそ、追求するNAOKIは、TOHOシネマズ 立川立飛(https://www.tohotheater.jp/news/tachikawa.html)の「プレミアムシアター」「轟音シアター」2つのスクリーンの音響の監修を担当しています。映画館で音が一番良いスポットは?レコーディングと同じように調整は進んで行ったことなど、シアターでの作業の過程も話していきます。貴重な体験、なかなか聞けない話なので必聴です。LOVE PSYCHEDELICOは、10月にこの映画館で「LOVE PSYCHEDELICO "LIVE THE GREATEST HITS 2020”」を開催しました。そんなLOVE PSYCHEDELICOは、今年予定していた公演を来年へ振替が決定しています。「LOVE PSYCHEDELICO 20th Anniversary Tour 2020」は2021年5月15日(土) 埼玉 三郷市文化会館を皮切りに、7月14日(水) 大阪 オリックス劇場まで全10公演を予定しています。公式サイト( https://lovepsychedelico.net/ )を確認してみてください。まるで部室のようなミュージシャン3人の音楽談義と音楽知識をぜひみなさんもインプットして、音楽を楽しんでください。これで美味しく味わえます。

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