南極観測船「しらせ」帰国　神奈川・横須賀港に到着　151日かけて南極を往復

「南極観測船「しらせ」帰国　神奈川・横須賀港に到着　151日かけて南極を往復」　南極観測船「しらせ」が、約5カ月の任務を終えて日本に戻った。8日午前11時半ごろ、神奈川県の横須賀港に到着した「しらせ」は、日本を出発したのが2023年11月で、151日かけて南極を往復した。砕氷艦しらせ・斎藤一城艦長「任務を終了し帰国しました」厳しい環境での活動を終えた隊員らは、出迎えた家族や関係者らとの再会を喜んだ。帰国した乗組員「（子どもが）大きくなっていますね。言葉もしゃべるようになって」乗組員の家族「さびしかったんですけど、終わってしまえば、あっという間の5カ月でした。やっとホッとしました」65回目となった今回の観測隊は、南極で100万年前の氷の掘削計画を進めたほか、ペンギンの生態や氷河の観測など、地球温暖化の影響を調査したという。