日本とシンガポールの塗料大手が手を組み、事業拡大を狙う。塗料メーカーの日本ペイントホールディングスは、シンガポール塗料大手のウットラムから、傘下のインドネシア事業を買収し、塗料事業を一本化する。その資金調達のため、ウットラムは1兆2,800億円かけ、日本ペイントの出資をおよそ4割から6割に引き上げ、子会社化するという。経済成長が著しいアジア需要の取り込みを加速し、海外事業を拡大したい考え。