侮辱罪厳罰化法案 衆院で可決　ネット上の誹謗中傷対策

「侮辱罪厳罰化法案 衆院で可決　ネット上の誹謗中傷対策」　インターネット上の誹謗(ひぼう)中傷対策で、侮辱罪を厳罰化する刑法改正案が、19日午後、衆議院本会議で可決され、参議院に送られた。刑法改正案は、本会議で、自民・公明両党や日本維新の会、国民民主党などの賛成多数で可決され、参議院に送られた。改正案は、ネット上の誹謗中傷対策として、侮辱罪について、現行の「拘留(30日未満)または科料(1万円未満)」の法定刑に、「1年以下の懲役・禁錮または30万円以下の罰金」を加え、厳罰化する。フジテレビの番組「テラスハウス」に出演したプロレスラーの木村花さんが、ネット上で中傷を受ける中、亡くなったことを受け、厳罰化の議論が進んでいた。