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第16回ソルティさんとの対談 vol.08


【概要】

量子力学を含むサイエンスの分野が飛躍的に発達しているにもかかわらず、学校教育の理科のカリキュラムにほとんど反映されていない。
量子力学には「観測者効果」とよばれる、生きるうえでたくさんの分野に応用可能な概念がある。

例えば、自分の子供たちが、将来自分の得意分野を活かして、世の中に貢献できる人になることを確信していると、その思いが子供たちにも伝わり、追い風になる。
逆に、どうせろくでもない大人になると思っていれば、ネガティブなバイアスがかかり、子供の可能性を閉ざしてしまうことに繋がる。


プライベートスクールがFoodweb(食物網)の授業を通じて、教えようとしている「関係性」に関しても、日本のカリキュラムには全く見られない。
「発達」を軽視して、社会が「お金」やSNSなどの「フォロワー数」などの単純な基準で「成長」ばかりを追求すると、短期的に利益が得られない「効率の悪い」ことはすべて無視される。

その結果、社会に対して「無関心」な人々が増える。
為政者にとってみれば、選挙にも「無関心」な人々が増え、ますます自分たちの思うつぼになる。


ロンドンで家族と生活していると、世界で起きていることに無関心でいることは非常に危険であると感じている。
自分の立場を保留するにも、戦略がいる。
自分が関係しているコミュニティごとに、立場の表明の仕方を工夫しないと、大きな摩擦を起こしかねない。

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