ジャズの魅力は、本当は生演奏でなければ味わえないんだろう。MP3でも高価なイヤフォンやヘッドフォンで聴けば、それなりに楽しめるが、BGMで聞き流すようなものである。ハイレゾで聴くのは、全く次元が異なる体験である。演奏する奏者の魂を感じることができるのだ。息遣いや管をうねる空気、弦を弾く爪音まで聞こえる。余りに素晴らしくて、胸がいっぱいになったり、涙が出てきそうになる。それが本当の鑑賞というものだ。 ハイレゾにもレベルがあって、48khz程度でも24bitなら、きめの細かさで..

 ジャズの魅力は、本当は生演奏でなければ味わえないんだろう。MP3でも高価なイヤフォンやヘッドフォンで聴けば、それなりに楽しめるが、BGMで聞き流すようなものである。ハイレゾで聴くのは、全く次元が異なる体験である。演奏する奏者の魂を感じることができるのだ。息遣いや管をうねる空気、弦を弾く爪音まで聞こえる。余りに素晴らしくて、胸がいっぱいになったり、涙が出てきそうになる。それが本当の鑑賞というものだ。
 ハイレゾにもレベルがあって、48khz程度でも24bitなら、きめの細かさでは満足できる。ただし、CDを聴いているときと、聞こえる音域の幅は大して変わらない。96khzになると、ハイレゾらしい音の奥行きが感じられるようになる。192khzはe-onkyo(https://www.e-onkyo.com/music/)などのサイトでダウンロードできる音質では、最高に近い音質となる。最近アルバム数が増えたMQA-CD(https://www.universal-music.co.jp/international/mqa-uhqcd/)になると、352.8khzという超高音質である。生演奏を聴いているような臨場感が味わえる。
 ジャズが好きなら、片っ端から聞いていけばいいんだろうが、どんな名盤があるか知ることは重要だ。名盤と出会ってこそ、ジャズに対する愛着は深まっていくのだから。コスミック出版から刊行された『Jazzをとことん楽しむ!』は、初心者から中級レベルの愛好家には、大いに参考になる概説書である。カラー印刷でアルバムのジャケットが表示されているので、視覚的にも楽しい。ジャズの魅力はもちろん、演奏そのものにあるのだが、愛着のあるアルバムとジャケットは切り離せない。
「Jazz史に輝く名盤10」や「巨人たちの名演・名盤58」などは、すでに聴いているものが多かったが、選評を読んで改めて聴き直したいと思うアルバムも少なくない。その他にも聞き逃せない名盤が多数紹介されており、自分にとってまだ未知の世界が広いことを、改めて気づかせてくれた。


「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
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