「ゲートウェイ・エクスペリエンス」私見（53)

　ヘミシンクの「ゲートウェイ・エクスペリエンス」のWaveⅧ「ユニオン（統合）時空を超えた旅」が発売された。一つ前の「WaveⅦ ヴォイジャー（航海）」が、この世とあの世の境界であるフォーカス21、死者が体験する過渡的な現実であるフォーカス23、共通の想いを持った死者が集まる「信念体系領域」であるフォーカス25、転生するための中継点であるフォーカス27まで体験するものだった。　今まで体外離脱は何度かしたが、死者の意識を体験できたかどうか覚束ないので、「WaveⅦ ヴォイジャー..

　ヘミシンクの「ゲートウェイ・エクスペリエンス」のWaveⅧ「ユニオン（統合）時空を超えた旅」が発売された。一つ前の「WaveⅦ ヴォイジャー（航海）」が、この世とあの世の境界であるフォーカス21、死者が体験する過渡的な現実であるフォーカス23、共通の想いを持った死者が集まる「信念体系領域」であるフォーカス25、転生するための中継点であるフォーカス27まで体験するものだった。
　今まで体外離脱は何度かしたが、死者の意識を体験できたかどうか覚束ないので、「WaveⅦ ヴォイジャー（航海）」がマスターできたとは言えない。ただ、それらしき感覚を得たに過ぎないが、さらにフォーカス27を幅広く体験するユニオン（統合）時空を超えた旅」が発売されたので、とりあえず、挑戦してみることにした。
　夜、ベッドの中で聞くと、途中で眠ってしまうので、今回は暗い部屋で椅子に座り、ヘッドフォンで聴くことにした。イヤフォンより脳全体を深く誘導することができる。これだと眠ってしまわずに最後まで聞くことができた。
　セッション１は「特別な旅」である。新しいアファメーションを唱えるように指示される。「人類の意識の拡張に貢献すること」「仲間の探索者たちのエネルギー場から力を得ること」「私たちが愛の中でひとつである」という点が重要である。そのあと、フォーカス10から12、15、21、23、25を経て、フォーカス27に至るのだが、移動の時間が短いので、気がつくと27に到着している。
　まず、スペシャルプレイスへの移動を促される。それはフォーカス27における個人的な空間で、くつろげる場所としてイメージすればいい。かつて住んでいた家を、何度も覚醒夢で見てきたので、自分の場合はそれをスペシャルプレイスとしている。
　今回の旅では「教育センター」「計画センター」「癒しと再生センター」「フォーカス27を維持する調整エリア」を概観するように促される。「教育センター」は学校のイメージ、「計画センター」は自分が生まれる前に、人生について計画を立てた場所、「癒しと再生センター」は死の過程で受けたダメージを癒す場所、「フォーカス27を維持する調整エリア」では、地球生命体とは別の生命体の調整も行っているという。（つづく）　


「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
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