![「青空文庫」の作家、高野敦志の世界 artwork](https://is1-ssl.mzstatic.com/image/thumb/Podcasts6/v4/ff/23/29/ff2329d7-b548-0738-69de-3d9230283eb8/mza_413420173950452823.jpg/100x100bb.jpg)
三十年ぶりの松山(1)
「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
Japanese - July 20, 2023 15:43Books Arts Society & Culture 日本文学 コンピューター ジャズ 電子本 電子書籍 文学賞 青空文庫 epub pdf 高野敦志 Homepage Download Apple Podcasts Google Podcasts Overcast Castro Pocket Casts RSS feed
日本航空の格安チケットが手に入ったと、友人が電話してきた。ただし、北海道や沖縄など、人気の観光地は売り切れで、予約できたのは松山だというのだ。「しまなみ海道、サイクリングしたいし」 実は、五年前に友人と広島に行ったとき、尾道から因島まで、電動アシスト自転車を借りて、海沿いを走ったのである。「次は、今治から走りたいね」と、彼が言っていたのを思い出した。 今回松山に向かうことになったのは、今述べたような事情による。最後に訪れたのは三十歳の頃だから、四半世紀以上の歳月が過ぎたこと..
日本航空の格安チケットが手に入ったと、友人が電話してきた。ただし、北海道や沖縄など、人気の観光地は売り切れで、予約できたのは松山だというのだ。
「しまなみ海道、サイクリングしたいし」
実は、五年前に友人と広島に行ったとき、尾道から因島まで、電動アシスト自転車を借りて、海沿いを走ったのである。
「次は、今治から走りたいね」と、彼が言っていたのを思い出した。
今回松山に向かうことになったのは、今述べたような事情による。最後に訪れたのは三十歳の頃だから、四半世紀以上の歳月が過ぎたことになる。
五月の末のよく晴れた日、松山行きの日航機は十二時半過ぎに、羽田空港を離陸した。上空はやや雲が多かったが、富士山の真上を飛行したので、山頂に雪をいただいた姿を見下ろすことができた。火口のくぼみまでくっきり見えた。
飛行機は本州を横断する形で、陸地の上を飛んでいった。神戸の上空を過ぎ、明石大橋を遠方に見た。ぐんぐん高度を落として、松山空港には、予定の一時五十五分より遅れ、二時ちょっと過ぎに到着した。(つづく)
「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
https://podcasts.apple.com/jp/podcast/qing-kong-wen-ku-no-zuo-jia/id504177440?l=en
Twitter
https://twitter.com/lebleudeciel38
Telegram
https://t.me/takanoatsushi
GETTR
https://gettr.com/user/takanoatsushi
にほんブログ村
人気ブログランキングへ
ランキングはこちらをクリック!
amzn_assoc_ad_type ="responsive_search_widget"; amzn_assoc_tracking_id ="faucon-22"; amzn_assoc_marketplace ="amazon"; amzn_assoc_region ="JP"; amzn_assoc_placement =""; amzn_assoc_search_type = "search_widget";amzn_assoc_width ="auto"; amzn_assoc_height ="auto"; amzn_assoc_default_search_category =""; amzn_assoc_default_search_key ="";amzn_assoc_theme ="light"; amzn_assoc_bg_color ="FFFFFF";
Twitter、facebookでの拡散、よろしくお願い致します!