量子力学では観察される以前の量子は波動であって、その範囲に並列的に存在する電子雲の状態にある。それが光を当てて観察すると、ある一点に収束した形となる。 一つの粒子を反対方向に自転する量子Aと量子Bに分けて十分に離した場合でも、量子Aの状態が分かれば、光速を超えて瞬時に量子Bの状態が分かってしまう。実際に情報が伝達されたわけではないが、量子Aと量子Bの間には、古典的な物理学では証明できない相関関係がある。それを量子もつれの状態にあるという。 この原理を応用すれば、量子Aと量子..

 量子力学では観察される以前の量子は波動であって、その範囲に並列的に存在する電子雲の状態にある。それが光を当てて観察すると、ある一点に収束した形となる。
 一つの粒子を反対方向に自転する量子Aと量子Bに分けて十分に離した場合でも、量子Aの状態が分かれば、光速を超えて瞬時に
量子Bの状態が分かってしまう。実際に情報が伝達されたわけではないが、量子Aと量子Bの間には、古典的な物理学では証明できない相関関係がある。それを量子もつれの状態にあるという。
 この原理を応用すれば、量子Aと量子Cの間に量子もつれの状態を作って、両者の差の情報を、離れた位置にある量子Bに伝達すれば、瞬時に量子Bを量子Aの状態に変えることも可能だという。これを量子テレポーションという。
 こうした不可思議な現象は、ブラックホールの内側と外側が量子もつれの状態にあり、ブラックホールのエントロピー(繁雑さ)が、面積に比例することと関連があるらしい。要するに、三次元的な空間が存在するのではなく、二次元的な情報がホログラムの形で投影されているに過ぎないと考えるのである。
 この考えを敷衍すると、この世界の存在は、宇宙表面に書き込まれた二次元的なデータが、ホログラムの形で投影されたものに過ぎないということになる。肉体や脳自体もホログラムであるとすると、我々の意識は宇宙の表面に書き込まれた二次元的な情報と、ホログラムである脳をつないでいる量子のもつれみたいなものなのだろう。すべては幻であるとするインド思想に近いものを感じる。
 この問題に関しては、以下の動画をご覧になるといいだろう。
https://twitter.com/1055style/status/1613717806109065216?s=20&t=S6owUw3uuiB5oUtJsWWQHg


「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
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