1983年8月31日13時5分、大韓航空のボーイング747機は、ニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港を出発した。20時30分、燃料補給のために、アラスカのアンカレッジ国際空港に到着し、22時ちょうどに離陸した。本来の飛行コースでは、カムチャツカ半島から千島列島の南海上を進み、東北北部を横断して日本海に出て、ソウルの金浦国際空港に向かうはずだった。 ところが、大韓航空機は航路が大きく北にそれ、ソビエト連邦の領空を侵犯した。ソビエト軍機は警告を発したが、大韓航空機は無視し..

 1983年8月31日13時5分、大韓航空のボーイング747機は、ニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港を出発した。20時30分、燃料補給のために、アラスカのアンカレッジ国際空港に到着し、22時ちょうどに離陸した。本来の飛行コースでは、カムチャツカ半島から千島列島の南海上を進み、東北北部を横断して日本海に出て、ソウルの金浦国際空港に向かうはずだった。
 ところが、大韓航空機は航路が大きく北にそれ、ソビエト連邦の領空を侵犯した。ソビエト軍機は警告を発したが、大韓航空機は無視して飛行を続けたとして、9月1日未明にサハリン沖で撃墜された。乗客乗員269名は全員死亡した。
 この事件の謎は、大韓航空機がなぜ予定されていた飛行コースをたどらずに、ソビエト連邦上空を領空侵犯していたかということである。米ソの冷戦時代には、民間機であっても領空侵犯すれば撃墜される危険があるのを、機長も認知していたはずなのに。これに対して、大韓航空機はソビエト連邦上空を領空侵犯することで、スパイ活動を行っていたのではないかという報道がされた。
 しかし、私は全く別の可能性を考える。私たちの住むこの星は、日本語では地球と呼ばれているが、実は平面なのではないかという説である。フラットアースと呼ばれるものである。この星は平べったくて、南極大陸と言われるものは、実はこの星を丸く縁取る氷の山だと考えるのである。その考えに基づいた「グリーソン新標準世界地図」というものも公開されている。
 それを見ると、アンカレッジからソウルへの最短コースでは、カムチャツカ半島でソビエト連邦領空を侵犯し、そのまま撃墜されたサハリン沖を通ることになる。機長に領空侵犯の意思があったかは不明だが、ソウルヘの最短コースを選んだことで、撃墜という悲劇を招いてしまったと言える。


「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
https://podcasts.apple.com/jp/podcast/qing-kong-wen-ku-no-zuo-jia/id504177440?l=en


Twitter
https://twitter.com/lebleudeciel38


にほんブログ村


人気ブログランキングへ





ランキングはこちらをクリック!

amzn_assoc_ad_type ="responsive_search_widget"; amzn_assoc_tracking_id ="faucon-22"; amzn_assoc_marketplace ="amazon"; amzn_assoc_region ="JP"; amzn_assoc_placement =""; amzn_assoc_search_type = "search_widget";amzn_assoc_width ="auto"; amzn_assoc_height ="auto"; amzn_assoc_default_search_category =""; amzn_assoc_default_search_key ="";amzn_assoc_theme ="light"; amzn_assoc_bg_color ="FFFFFF";
Twitter、facebookでの拡散、よろしくお願い致します!

Twitter Mentions