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大韓航空機撃墜事件の謎
「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
Japanese - March 04, 2022 16:28Books Arts Society & Culture 日本文学 コンピューター ジャズ 電子本 電子書籍 文学賞 青空文庫 epub pdf 高野敦志 Homepage Download Apple Podcasts Google Podcasts Overcast Castro Pocket Casts RSS feed
1983年8月31日13時5分、大韓航空のボーイング747機は、ニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港を出発した。20時30分、燃料補給のために、アラスカのアンカレッジ国際空港に到着し、22時ちょうどに離陸した。本来の飛行コースでは、カムチャツカ半島から千島列島の南海上を進み、東北北部を横断して日本海に出て、ソウルの金浦国際空港に向かうはずだった。 ところが、大韓航空機は航路が大きく北にそれ、ソビエト連邦の領空を侵犯した。ソビエト軍機は警告を発したが、大韓航空機は無視し..
1983年8月31日13時5分、大韓航空のボーイング747機は、ニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港を出発した。20時30分、燃料補給のために、アラスカのアンカレッジ国際空港に到着し、22時ちょうどに離陸した。本来の飛行コースでは、カムチャツカ半島から千島列島の南海上を進み、東北北部を横断して日本海に出て、ソウルの金浦国際空港に向かうはずだった。
ところが、大韓航空機は航路が大きく北にそれ、ソビエト連邦の領空を侵犯した。ソビエト軍機は警告を発したが、大韓航空機は無視して飛行を続けたとして、9月1日未明にサハリン沖で撃墜された。乗客乗員269名は全員死亡した。
この事件の謎は、大韓航空機がなぜ予定されていた飛行コースをたどらずに、ソビエト連邦上空を領空侵犯していたかということである。米ソの冷戦時代には、民間機であっても領空侵犯すれば撃墜される危険があるのを、機長も認知していたはずなのに。これに対して、大韓航空機はソビエト連邦上空を領空侵犯することで、スパイ活動を行っていたのではないかという報道がされた。
しかし、私は全く別の可能性を考える。私たちの住むこの星は、日本語では地球と呼ばれているが、実は平面なのではないかという説である。フラットアースと呼ばれるものである。この星は平べったくて、南極大陸と言われるものは、実はこの星を丸く縁取る氷の山だと考えるのである。その考えに基づいた「グリーソン新標準世界地図」というものも公開されている。
それを見ると、アンカレッジからソウルへの最短コースでは、カムチャツカ半島でソビエト連邦領空を侵犯し、そのまま撃墜されたサハリン沖を通ることになる。機長に領空侵犯の意思があったかは不明だが、ソウルヘの最短コースを選んだことで、撃墜という悲劇を招いてしまったと言える。
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