情報格差について

　インターネットが使えないため、高齢者が新型コロナウイルスのワクチン接種の予約がなかなかできないという問題が、以前新聞やテレビで報じられた。その後、かかりつけの病院から接種が受けられるようになり、情報格差から接種が受けられないという問題は、ほぼ解決したように見える。　ただ、新型コロナウイルスのワクチン接種に関する情報格差の本質は、予約ができるかどうかにはない。日本の報道の自由は。2021年度は世界第67位で、韓国や台湾のはるかに下で、アフリカや中南米の国々よりも低い。中国や北..

　インターネットが使えないため、高齢者が新型コロナウイルスのワクチン接種の予約がなかなかできないという問題が、以前新聞やテレビで報じられた。その後、かかりつけの病院から接種が受けられるようになり、情報格差から接種が受けられないという問題は、ほぼ解決したように見える。
　ただ、新型コロナウイルスのワクチン接種に関する情報格差の本質は、予約ができるかどうかにはない。日本の報道の自由は。2021年度は世界第67位で、韓国や台湾のはるかに下で、アフリカや中南米の国々よりも低い。中国や北朝鮮との違いは、海外のインターネットを自由に閲覧できること、政府を批判しても警察に逮捕されないぐらいだろう。日本国内のニュースは自主規制されているので、政府に都合が悪い情報はほとんど流されない。新聞とテレビだけ見ていると、井の中の蛙になりかねない状況である。
　海外のマスコミは、新型コロナウイルスのワクチン接種で、どれだけの人が亡くなり、後遺症で苦しむ人がいるか、mRNAという遺伝子を操作するワクチンのどこが危険かを、医師や研究者の声の形で報道している。新型コロナウイルスのワクチンを接種するのは、個人の判断に委ねられているが、日本の場合は、接種するかどうか判断するのに必要な情報すら、提供されていないのである。
　新型コロナウイルスやワクチンに関して、海外や日本の良識的な医師が、どのように考えているかは、Twitterを通じて知ることができる。マスコミの偏向したニュースに飽き足らず、情報格差を乗り越えたいと考えている人は、ぜひTwitterを始めたらいいだろう。ちなみに、私のツイートやリツイートは、以下のリンクから御覧下さい（https://twitter.com/lebleudeciel38
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「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
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