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茶臼岳は登山日和(8)
「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
Japanese - January 16, 2023 17:14Books Arts Society & Culture 日本文学 コンピューター ジャズ 電子本 電子書籍 文学賞 青空文庫 epub pdf 高野敦志 Homepage Download Apple Podcasts Google Podcasts Overcast Castro Pocket Casts RSS feed
十六時三十三分の那須塩原行きのバスに乗った。乗客の多くは疲れて居眠りしていたが、自分一人なので緊張していた。今夜は那須塩原ステーションホテルに泊まるので、終点まで乗っていっても良かったのだが、黒磯駅で降りることにした。 駅の近くでたんたん亭という店を見つけた。バスを降りて戻り、激辛担々麺と餃子を頼んだ。すべて手作りなのだそうだ。担々麺は辛かったが、ちょっとしょっぱかった。餃子が巨大なのに驚いた。三つでも倍の量があった。 十八時三十三分の上りに乗り、那須塩原駅で降りた。東口の..
十六時三十三分の那須塩原行きのバスに乗った。乗客の多くは疲れて居眠りしていたが、自分一人なので緊張していた。今夜は那須塩原ステーションホテルに泊まるので、終点まで乗っていっても良かったのだが、黒磯駅で降りることにした。
駅の近くでたんたん亭という店を見つけた。バスを降りて戻り、激辛担々麺と餃子を頼んだ。すべて手作りなのだそうだ。担々麺は辛かったが、ちょっとしょっぱかった。餃子が巨大なのに驚いた。三つでも倍の量があった。
十八時三十三分の上りに乗り、那須塩原駅で降りた。東口のステーションホテルにチェックインした。そこで旅の日記をつけていた。明日は雨が降るらしい。傘を差して歩き回るのもきつい。下野の薬湯と知られた板室温泉に行こうと考えた。一階に降りて、マスカットのリキュールを一缶買った。飲みながら続きを書いた。
風呂にお湯を入れた。深夜なのでちょっと気が引けたが、ジェットバスにした。かなり大きな音がした。気持ちは良かったが。登山の間ずっと重い荷物を担いでいたので、腰が痛くなっていた。風呂を出て、涼みながら日記の続きを書いたり、ツイッターやテレグラムを見ていた。睡魔に襲われたので、一時過ぎに寝た。
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