明治神宮外苑の森が、再開発を口実に伐採されようとしている。都民の心の憩いとなってきた自然が、小池都政の意向だけで破壊されようとしていることに、心を痛めている人は多い。 ところが、今度は葛西臨海公園に、小池都政の魔の手が伸びようとしている。東京オリンピックでの破壊を、かろうじて免れた臨海公園を、何と太陽光パネルを敷き詰めるために、破壊しようとしているのである。当初は水族館全体を廃止し、解体する予定だったが、廃止を淡水水族館にとどめる代わりに、千数百本もの樹木を伐採するというの..

 明治神宮外苑の森が、再開発を口実に伐採されようとしている。都民の心の憩いとなってきた自然が、小池都政の意向だけで破壊されようとしていることに、心を痛めている人は多い。
 ところが、今度は葛西臨海公園に、小池都政の魔の手が伸びようとしている。東京オリンピックでの破壊を、かろうじて免れた臨海公園を、何と太陽光パネルを敷き詰めるために、破壊しようとしているのである。当初は水族館全体を廃止し、解体する予定だったが、廃止を淡水水族館にとどめる代わりに、千数百本もの樹木を伐採するというのである。更地にした跡地には、太陽光パネルを敷き詰めるというのである。
 葛西臨海公園は現在の光景をすっかり変え、無機質なパネルを敷き詰めた不毛な地に姿を変えるのである。しかも、台風や高波の影響を受けやすい海岸線に、太陽光パネルを敷き詰めるのには、大きな危険を伴う。北海道のえりも町では、太陽光パネルが大量に吹き飛ばされて、廃棄物の山となっている。壊れた太陽光パネルは、汚染物質の山である。同様のことが起これば、公園跡地は汚染された廃墟のようになる。
 小池都政は、観光地として海外にも知られた築地市場をつぶした。今度は神宮の森と葛西臨海公園を破壊しようとしているのである。都内では新築の家屋に、太陽光パネルの設置を義務づけるという暴挙も打ち出した。一般住宅が火災になった場合、屋根に太陽光パネルがあると、感電の恐れがあるため、消火活動が行えないにもかかわらず。東京で大地震が発生しても、消火活動が行えず、市街地の大半が焼失する恐れがあるのだ。
 なぜそれほどまでに、太陽光パネルにこだわるのか。その背景には、日本全体にはびこる利権と癒着の疑いがある。太陽光パネルの大半は、中国で生産されている。日本に売り込みたい中国企業と、それを推奨する都政との間に、不明朗な関係がないと言えるのだろうか。
 太陽光発電が樹木を伐採し、土地を削ることにより、鬼怒川の堤防決壊や、熱海の土砂崩れを起こしたことが指摘されている。再生可能エネルギーという美名に騙されて、すでに全国各地の野山が、無機質な太陽光パネルに占領されている。過密化した都内の数少ない憩いの場所が、大規模に破壊されつつあることを、日本全国に訴えるだけでは、開発の魔の手は止まらないだろう。海外のマスコミにも情報を流して、外圧をかけることによってしか、小池都政の暴挙は止められないだろう。


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