すでに午後三時を回っていた。高浜行きの電車に乗ることにした。高浜線は複線である。松山市駅を出て、大手町を出た先が、路面電車との平面交差の地点である。金属同士がこすれるガチャガチャガチャという音がする。複線でも車内はガラガラだった。単線の郡中線の方が込んでいた気がする。 終点が近づくと、海岸近くを走るようになる。梅津寺駅あたりは、すぐ左側が海である。天気が良ければかなり景色が良さそうである。 梅津寺と高浜の間は、高浜線も単線になる。高浜駅に着いた。松山観光港行きのバスは行って..

 すでに午後三時を回っていた。高浜行きの電車に乗ることにした。高浜線は複線である。松山市駅を出て、大手町を出た先が、路面電車との平面交差の地点である。金属同士がこすれるガチャガチャガチャという音がする。複線でも車内はガラガラだった。単線の郡中線の方が込んでいた気がする。
 終点が近づくと、海岸近くを走るようになる。梅津寺駅あたりは、すぐ左側が海である。天気が良ければかなり景色が良さそうである。
 梅津寺と高浜の間は、高浜線も単線になる。高浜駅に着いた。松山観光港行きのバスは行ってしまった。正面は港となっている。雨の降りが激しい。トイレに入り、写真を撮って乗ってきた列車に乗り込んだ。横河原行きである。高浜線と横河原線は直通運転がされているのだ。(つづく)


「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
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