Next Episode: パリ燃ゆ

 現在は手書きで投稿する人は、ほとんどいないのではないか。大半の人はコンピューターで原稿を作成していると思われる。 原稿の字数は厳守しなければいけない。多くの場合、400字詰め原稿用紙で何枚までか、字数制限が示されているはずである。一枚あたり、一行に何字で何行か指定されているときは、それに従わなければいけない。字数制限のみが示されている場合には、400字で換算して○○字相当と計算するのか、余白を無視して純粋に文字数だけを換算するのか、注意しなければいけない。 原稿用紙何枚と指..

 現在は手書きで投稿する人は、ほとんどいないのではないか。大半の人はコンピューターで原稿を作成していると思われる。
 原稿の字数は厳守しなければいけない。多くの場合、400字詰め原稿用紙で何枚までか、字数制限が示されているはずである。一枚あたり、一行に何字で何行か指定されているときは、それに従わなければいけない。字数制限のみが示されている場合には、400字で換算して○○字相当と計算するのか、余白を無視して純粋に文字数だけを換算するのか、注意しなければいけない。
 原稿用紙何枚と指定されていても、原稿用紙のテンプレートに印字してはいけない。原稿用紙は手書きしたとき、あとで書き込みできるように余白を大きく取ってあるのであって、活字を原稿用紙のテンプレートに打ち込むと、字間が空きすぎて非常に読みづらくなる。白紙に文字のみ印刷するわけだが、字間が空きすぎている場合には、用紙の上下に余白を広く取って、文章の字間を狭くする必要がある。
 原稿の最初に題名を書いて、本文を入力していくのが一般的である。筆者が明示されていると、選考に影響して公平さが保てないからである。ただ、原稿の次にペンネーム、または氏名を記すように指定している場合もある。作品の最後に、〈終〉または〈了〉をつけるように指定している例もあるので、募集要項をよく確認すること。
 本文以外に、あらすじをつけるように要求される場合もある。あらすじは一次選考に大きく影響する。結末まできちんと書いていないと、丁寧に読んでもらえない。
 従来は印刷した原稿を郵送するのが一般的だったが、ネットでの応募も可能な場合が増えている。ただ、読みやすさという点では、印刷された物の方がまさるだろう。郵送する場合には、簡易書留で送った方がいい。
 ただ、郵送ではなく、ネットでの応募が指定されている場合もある。ファイルの形式は、テキストかワードの場合が多い。作品にルビが必要な場合、ワードを選択するしかないが、ワードはルビをつけると、行間が勝手に変更されて、非常に見苦しくなってしまう。行間を一定にするには、数値で指定しなければならない。僕がいまだに一太郎を使っているのは、ルビの行間の調整が一太郎では自動で行われるからである。
 ネットでの応募が指定されているのは、ショートショートやエッセイの類いであるから、その場合には、ルビは省略した方が無難である。テキストファイルで応募してもいいが、編集者のコンピューターでは横書きに表示されてしまう。縦書きにこだわるなら、テキストで作成し、縦書き用のワードのテンプレートに流し込んで、ワードファイルを送信すればいい。


「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
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