宇宙人もいろいろ

　竹本良の『宇宙人革命』によると、宇宙人にはトカゲタイプの「レプティリアン」、竜タイプの「ドラコニアン」、小柄で頭の大きい「グレイ」、人間とほぼ同じ容姿の「ノルディック」などがいるという。
　この中で最も邪悪なのが、レプティリアンである。征服し破壊することを好み、寿命は五百年にも及ぶ。非常に知能が高く、戦争を好む種族である。変身する能力があり、すでに人間世界に入り込んで、支配階級として君臨しているという。人間の姿をしていても、喉をトカゲのように動かしたり、爬虫類のように瞬膜という、目を保護する膜を持っていたりする。
　ドラコニアンとは竜のことである。西洋ではドラゴンは悪魔扱いされているが、東洋では竜神として祀られている。両義的な存在であり、人間にとって脅威であっても、超人的な能力を持っており、時には恩恵をもたらしてくれると信じられてきた。
　グレイが最もよく知られた宇宙人で、動画などに出てくるのはこのタイプである。人間や家畜をさらって実験台とする。アメリカには宇宙人にさらわれたと主張する人がおり、一種のトランス状態に陥っていたのではないかという解釈もある。
　ノルディックは北欧人と同じような顔をしている。人類よりはるかに文明が進んだ星から、支援の手を差し伸べてくれているらしい。プレアデス星人などが知られている。メドベッドと呼ばれる、遺伝子レベルで治療が可能な医療器具は、彼等の文明からもたらされたものだとされる。

「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
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